楽天モバイルを固定回線として使用してみた。 その1


その1:楽天モバイル導入編です。(2020/12/22)

  楽天モバイルを固定回線として使用してみたときの状況を、以降4回に分けて自分自身が経験した事をお話していきます。

 

 

・固定回線を変更しようと思ったきっかけ

私の自宅のインターネット回線は今まで、ADSLを使用していました。(ADSL回線とは、電話線を利用したインターネット接続サービスの事です) 1年ほど前から「2024年に、ADSLの回線契約が終了します」とプロバイダーから案内がありました。

しかし、まだ先の事ですし、今後携帯回線の5G化などが普及すれば、その技術を利用した通信も新規で提供される可能性も有るのかも!などの思いも有り、ゆっくり考えていました。


それがある日突然にADSLのプロバイダーから、「2021年9月にADSLの契約を終了します」と案内が届きました。そこには、同じ会社の光回線への乗り換えが案内されていました。

 

私が、今までADSL回線を契約していた理由は、「価格の安さ!」その1点だけが理由でした。月額1980円でしたから、とても魅力です。もちろん通信量の制限もありません。回線速度が遅くたいした通信量は使えませんでしたが。

 

ADSLは50MBの速度で契約していました。しかし、ADSLは電話交換局との距離により速度が大幅に変化します。私の場合は、交換局との距離も遠いため5MB程度の速度しか出ていませんでした。ベストエフォート(実に便利な言葉ですね)とはいえ、契約の10分の1程度の速度はあまりにも酷いですよね。

私の知り合いに同じADSL50MB契約で、20MB程度は出ている人もいますので、条件により大きく速度が変わる事は事実のようです。
簡単にまとめると、「安くて容量気にせず使えるけど遅い」これがADSLです。

 

・乗り換え候補

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※ 私の地域の光回線業者には、低速契約が存在します。

  回線速度 30MB、戸建て契約で月額 約4,200円 と少し安めです。


家庭の事情で回線工事は極力避けたいとの意見があり、モバイル回線系を選択する事と成りました。そして、幾つかの候補の中から楽天モバイルを選択する事としました。
理由は以下の項目と成ります。
・私が検討を始めた2020年12月において、1年無料キャンペーンを行っていた事
・モバイルWi-Fiを1円(実質無料)で提供していた事
・試してみるのに、まったく費用が掛からない事

つまり、初期費用をかけずに回線を試すことができるのですから、試さない手はありません。

 

楽天モバイル、契約の手続き

2020年の年末、早速に楽天モバイルWi-Fi(通称:パンダWi-Fi)を注文しました。ちょうどキャッシュバックの増量キャンペーンと相まって、申し込みが殺到した様で、商品が届くまでに1月弱掛かった事は少し残念でした。


また、製品の在庫不足による遅延の問題に関して、楽天モバイル、サポートのWEB画面から、チャットによる質問をしてみました。

しかし、ボットによる対応で決まりきった内容を繰り返すだけで、知りたい内容にたどり着けないなど、サポート品質は良くない印象を持った事も事実です。
サイト内の、Q&Aを詳しく調べていると在庫不足により、発送が遅れていいる事、予測される納期が記されていました。注文画面にその記述が反映されていれば、問合せや、Q&Aを掘り下げて調べる手間などが必要無かったのにな、と思いました。

 

届くのが少し遅れた以外は、特にトラブルなど無く、受け取り完了しました。

SIMの本人確認は受け取り時の確認を選択しましたが、ちょうど在宅時の配達で、手間なく端末を受け取る事が出来ました。


契約における全体の印象は、立ち上げ間もない会社のシステムなので、若干の不備は見受けられますが、それほど大きな問題は無いと言った印象です。

私の場合、楽天カードを事前に所有している楽天経済圏の人間だった事も、簡単に手続きができた要因であったのかもしれません。

 

・まとめ

今回は、契約までとさせていただきます。次回は持ち歩き運用した時の状況をお知らせしたいと思います。