リユースパソコンを自分好みにアップデート
前回の記事、「リユース品でパソコンを新調してみた」の続となります。購入した状態のままでは、少しスペック不足を感じました。CPUは交換なしでも使えるモデルを選択したので、その他部分のアップデートを検討していきます。
・出荷当時のスペックを調べる
購入した前回パソコンのスペックを型式で検索してスペック表を確認します。内部構成は以下のような状態でした。今回購入した製品は「HP製 ProDesk 600 G1」です。
OperatingSystem :Windows7
CPU :Core-i5 4590
起動ドライブ :HDD 500GB
メモリスロット :DDR3 SDRAM( 4GB(4GB×1)
・仕様書と現状の相違点を確認する
リユース品の場合メーカー仕様書と構成が変わっている可能性もあります。基本的には届いた現物を仕様書と照らし合わせて相違点を確認することをお勧めします。
今回購入したパソコンの仕様書との相違点は、OperatingSystemがWindows7からWindows10へと変更されていることだけでした。この点に関しては、次回解説したいと思います。
今回、構成を診てアップデートしたい箇所は2か所でした。
・1つ目のアップデートしたいパーツ
1つ目のアップデートしたいパーツは、ハードディスク です。
理由は、Windows10となってから、大型アップデートが半年に1度ほど配布されています。HDDでの運用の場合Windowsのアップデートが始まるとパソコンが使用できなくなるほど負荷が高くなることがあります。
さらには、HDDの場合OS起動も少し時間が掛かる点も気になります。
以上のことからSSDに交換したいと思います。HDDからSSDへの交換方法はいくつか方法があります。次回に具体的な交換方法を解説します。
HDDからSSDへの交換に不安のある方は、初めからSSDが搭載されているモデルも有ります、そちらの購入をお勧めします。
・2つ目のアップデートしたいパーツ
2つ目のアップデートしたいパーツはメモリーです。4GBでは少し心もとないと感じます。メモリの必要サイズは大まかに以下のようになります。
4GB:WEB閲覧がメイン
8GB:オフィスソフト等も使用したい
16GB:軽いゲームやHD動画編集もしたい
32GB:新しいゲームや4K高画質の動画編集など(高性能なCPUも必要です)
私の使用目的からすると、16GB程度は欲しいところです。メモリーの交換方法も次回以降に解説したいと思います。
・まとめ
リユースパソコンは、安いですがビジネスモデルとして最低限の機器構成となっていることが多く、自分でアップデートする必要が出てくる可能性があります。
それを楽しめる方や、自力で対処できる方、またはこれから頑張ってみようと思われる方にお勧めします。もしくは最低限のスペックでも問題ない方も対象となります。
それでも自作パソコンを1から作ることを思えば、部品選定の幅も狭く、どのような部品を購入すればよいかもわかりやすいため、ハードルは低くなっていると思います。
部品を自分で調べてアップデートすることで知識も増えますし、購入するパーツを中古品など選択することでコストを抑えられる可能性もあります。
少し話が長くなりましたので、今回はここまでとさせて頂きます。ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は、HDD(ハードディスクドライブ)をSSD(ソリッドステートドライブ)に交換する方法を解説したいと思います。